航海日誌 OCT 26 3303
27 Oct 2017Sylphinix
星がきれいだ。眠らない基地、HAYABUSA LANDING、今自分はそこに住んでいる。
ここ数年日記を書く間もない忙しい日々だった。
あの日いつものようにLIABEZEで輸送業務をしていた自分はふと立ち寄った酒場で面白い話を聞いた。
どうやら最近急に力をつけてきた派閥があるらしく困っているお偉いさんがいるとかなんとか。
名のある家に生まれ軍人そしてCMDRとなってきた私はすぐにCrになる話だと思い行動した。
いや、自分に名声が手に入れられるチャンスだと思ったのかもしれない。
軍人時代の戦友や学友また情報屋から仕入れた情報をもとにお偉いさんの秘書と思われる人に接触し、商談の成立。
報酬は5億Crと膨大な金額だった。
何としてでも成功させようと暗躍した結果目的は達成され対象の派閥の名声は地に落ち私は報酬をもらった。
が、やはりうまい話には裏があるとよく聞いてはいたが地に落ちた派閥はどこから私が原因だと断定したのか毎日のように暗殺者が迎えに来た。
私もそれなりに実力はあるのだがさすがに毎日だと気が狂いそうになる。
公衆トイレが処刑台にしか見えなかった。
そんなこんなで暗殺者が待っている自宅に向かっていたところ知り合いのCMDRからギラついた目でColoniaに行かないかと聞かれた。
ホログラム越しになぜ私とこんなにも目の色が違い生き生きしているのだとイラつき、思わず行ってやると言ってしまい、倉庫にあるCUTTERを引っ張り出して物資を運び無事基地を完成させ今に至る。
トイレは3303年式だが今では珍しい瀬戸物で作られたトイレがある。
だが排出した瞬間に優雅な曲が流れるシステムは誰が思いついたのだか…
さて、このステキなきっかけを作ってくれた友人の為にも今日も暗殺の依頼をこなすぞ。